2013年7月16日火曜日

伊豆の歴史と文学 ★ 歴史愛好会行事に参加

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 昨日13日に韮山時代劇場映像ホールで地元の歴史愛好会主催のイベントについての案内が伊豆日日新聞に掲載されていましたので,行ってみました。内容が伊豆歴史文学「東浦往還」についの講演で講師に漆畑 稔さんということで,何かと日頃接点のある方でもあり,また漆畑さんの書かれた文学作品を読ませていただいたこともあり,会場へ足を向けました。


 「東浦往還」の文学作品は漆畑さんが伊豆文学賞にも入選された受賞作品であり,この時代小説が完成するまでの経緯,ストーリー,その背景などについて解説していただきました。伊豆地域に残された歴史文献を基に実在の物語として作られたので伊豆に住む私たちにとって身近で関心の深い魅力的な内容でした。

 ストーリーを要約すると,江戸時代に駿河湾で獲れた生きた鯛(活鯛)を口野から山越えし網代まで馬で運んで,網代から江戸献上したという中で,口野⇒網代間の道筋(約26キロ)の当時では考えられなかった輸送(如何にして生きたまま運ぶ)の苦労話でした。

 ご参考までに,講演の一部についてですが,一寸ご紹介します。





 また,今回の講演に先立ち,アトラクションとして「マンドリンの世界へお誘い」の演奏が行われ,マンドリンとギターによる素晴らしい合奏を聴かせていただきました。演奏団体は「三島マンドリーノ・ドルチェ」の皆様で,4曲の演奏がありましたが,その中の1曲をご紹介します。

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