2014年8月2日土曜日

★かわかんじょう★狩野川神島地区の奇祭


 毎年8月1日の夕刻に伊豆の国市神島地区の狩野川で行われる奇祭「かわかんじょう」を昨夜,初めて見に行きました。

 この奇祭は,毎年8月1日の夕刻に行われる伝統行事で、暴れ川とされた狩野川の水霊を鎮め、水害から村を守るためと水難者を供養するための盆の行事です。

 約3m四方の竹枠に麦藁を敷き詰め、厚さ1m程のイカダを作り、その中央に長さ5〜6mの松明を立てます。これを狩野川の神益麻志(かみますまし)神社下あたりまで運んで、松明に火をつけ、十人ほどの若者が操り、「ウ、ウ、ウワハイ」と囃し、これを神島橋の上にいる子どもたちが受けて返し、神島橋の下流まで囃子声と共に松明が燃え尽きるまで流していきます。


長年この近在に住んでいましたが,実際にこの風物詩を目にしたのは初めてで,しばし幻想的な雰囲気を体験しました。カメラに収めましたので,ご参考までにご紹介します。

   

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